2026.2.20
【特集】(第4回) 進路が決まってない高1・2年生って、遅いの?
「周りはもう進路を考えているみたいで焦る」
「自分だけ何も決まっていない気がする」

高校1・2年生から、こんな声をよく聞きます。
特に進路の話題が出ると、「何も決まっていない自分は遅れているのでは」と不安になることもありますよね。

でも、まず知っておいてほしいことがあります。
高校1・2年生で進路が決まっていないのは、まったく珍しいことではありません。

むしろ、この時期に多いのは
「何となく気になるものがいくつかある」
「好きなことはあるけど、仕事に結びつくか分からない」
という状態です。

これは「迷っている」のではなく、「選択肢を集めている途中」と言えます。

進路というと、「早く決めた人がえらい」「はっきり言える人がすごい」と思われがちです。でも実際には、早く決めたからといって、それがずっと正解とは限りません。

反対に、時間をかけて
「どんなことに興味があるのか」
「どんな環境が合いそうか」
を考えた人のほうが、納得して進学や就職を選んでいるケースも多くあります。

では、高校1・2年生の今、何をしておくといいのでしょうか。

それは、
「決断すること」ではなく
「材料を集めること」です。

たとえば、
・いろいろな職業を知る
・進学先にはどんな学校があるのか調べる
・オープンキャンパスや説明会で話を聞いてみる

こうした経験は、すぐに答えが出なくても、あとで必ず役に立ちます。

栄養士や調理師に少しでも興味があるなら、
「どんな勉強をするのか」
「どんな人が学んでいるのか」
を知るだけでも十分です。

「向いているかどうか」は、知ってから考えても遅くありません。

進路は、テストのように「早く正解を出すもの」ではありません。
自分のペースで、少しずつ形にしていくものです。

今は答えがなくても大丈夫。
迷っている時間も、ちゃんと前に進んでいます。
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