学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

福岡女子短期大学では、建学の精神の基に、「知識・情操・意志(知・情・意)」がバランスよく整った女性の輩出を目指しています。
現在の教育理念から導き出された4つの観点(①知識・理解 ②思考・判断 ③興味・意欲・態度 ④技能・表現)、これに即した卒業までに獲得すべき能力を学修成果として定めています。 学修成果を身に付け、本学の教育課程において所定の単位を修得した学生に学位を授与します。
全学共通のディプロマ・ポリシーは次のとおりです。

  • 1.教養豊かで物事を多角的な視点で捉え、様々な問題に対して論理的に考え、状況に応じた判断を下すことができる。
  • 2.社会生活において遭遇する諸問題に適切に対処することができる。
  • 3.自立した社会の一員として果たすべき責任を自覚している。
  • 4.自らを律することができ、他者と共同で作業する力を身に付けている。
  • 5.各学科の専門性に合わせた専門力量を修得し、社会の変化とニーズに対応し、主体的に活躍できる。

各学科の学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を以下のとおり策定しています。

学修成果はこちらをご覧ください。
科目履修の認定と成績の評価についてはこちらをご覧ください。

健康栄養学科

社会人としての常識・教養と食の専門家としての知識・技能・態度を身に付け、食と健康の分野で幅広く活躍できる人材の育成を目的とし、学科の学修成果を獲得して所定の単位を修得した学生に学位を授与します。

知識・理解

社会生活を営むために必要な教養と食の専門家として活躍するための豊かな知識を身に付けている。

思考・判断

修得した知識を踏まえて、物事を論理的に考え、適切な判断ができる。

興味・意欲・態度
  • ・社会の一員としての倫理観と責任感、報恩感謝の気持ちを持った行動ができる。
  • ・食や健康に関して興味を示し、社会に積極的に関わろうとする意欲を有する。
技能・表現
  • ・人々との良好な人間関係を築くことができる。
  • ・食と健康に関する専門技術と表現力を身に付けている。

音楽科

音楽の理論と実技の基本を常に大事にし、生涯にわたり、音楽に対して向上心を持ち続け、 社会生活で主体的に行動できる人材の育成を目的とし、学科の学修成果を獲得して所定の単位を修得した学生に学位を授与します。

知識・理解
  • ・音楽分野に関する基礎的な知識を身に付けている。
  • ・社会に貢献するために必要な基礎的知識を身に付けている。
思考・判断

社会の一員として主体性を持って考えることができ、自覚をもった行動・判断ができる。

興味・意欲・態度

音楽を通して地域社会に積極的に関わることができる。

技能・表現
  • ・演奏・指導に関する実践力を身に付けている。
  • ・身に付けたスキルを社会において活用することができる。

文化教養学科

日本語日本文学、日本文化、実用英語、情報処理をはじめとする幅広い学びを通して、人間性豊かで、より良い人間関係を構築し、社会生活で主体的、積極的に行動できる人材の育成を目的とし、学科の学修成果を獲得して所定の単位を修得した学生に学位を授与します。

知識・理解
  • ・日本語日本文学・日本文化・実用英語及び情報処理について強い関心を持ち、理解を深めている。
  • ・社会に貢献するために必要な基礎的知識を身に付けている。
思考・判断

自分自身の在り方から社会貢献の在り方まで、主体性を持って考えることができる。

興味・意欲・態度

地域社会に貢献するため、様々な知識や意見などを積極的に役立てようとする意欲を持っている。

技能・表現

日本語を含めた語学、情報処理スキルを活用し、社会生活において良好なコミュニケーションを行うことができる。

子ども学科

保育を実践するものとしての知識と技術を修得し、将来にわたって自分の保育の質を自ら高めることができる人材の育成を目的とし、学科の学修成果を獲得して所定の単位を修得した学生に学位を授与します。

知識・理解
  • ・子どもの心身の成長・発達について理解している。
  • ・保育の目的、方法、内容について理解している。
思考・判断
  • ・子どもを取り巻く環境を的確に把握することができる。
  • ・子どもの日々の課題に応じて、適切に対処することができる。
興味・意欲・態度
  • ・世の中の出来事に、幅広く興味・関心を持つことができる。
  • ・子どもと関わる大人としての自覚を持ち、それにふさわしい態度や言動をとることができる。
技能・表現
  • ・子どもにとって安全・快適な環境を整えることができる。
  • ・子どもの表現活動を豊かにするために必要な技能(音楽系、図画工作系、体育系他)を有している。
  • ・子どもやその関係者と適切なコミュニケーションをとり、信頼関係を構築することができる。