SDGsへの取り組み
本学は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。
本学では2021年度よりSDGsへの取り組みを開始しました。栄養士を目指す学生として「私たちにできる事は何か」を考え、目標12の「つくる責任、つかう責任」に含まれる「フードロス」の問題に焦点をあてました。
さらに食の専門性を活かし、地域における食の課題やフードロス削減といった身近な社会問題の解決にも取り組んでいます。
フードロスを美味しく解決! ~フランス料理のプロと考えるSDGs~
市場に流通しにくい野菜を活用して「ガスパチョと冷静パスタ」「グリーンアスパラガスのスープ」作りに挑戦しました。使用したのは、福岡県農業大学校の学生たちが大切に育てたトマト、アスパラガス、キュウリ、ナスなど、形や大きさにばらつきがありながらも味や栄養に問題のない野菜です。
健康栄養学科では、同行と連携し、こうした食材の有効活用を通じてフードロスの削減問題に取り組んでいます。
規格外トマトの活用!
福岡県内規格外野菜に注目!
日本では食べられるにもかかわらず廃棄されてしまう「規格外野菜」が年間600 万トンもあります。
こうしたフードロス削減に向けて規格外となったトマトを積極的に各調理実習で使用しています。
詳しくは「不揃いのトマトたちー規格外トマトのフードロスに挑戦する健康栄養学科―」動画をご覧ください。
海の恵みをもっと身近に
~未利用魚で学ぶ地域の食文化~
長崎県五島市のご協力のもと市場価値が低く未利用となっている魚の活用に取り組みました。
「給食管理実習Ⅰ」では、長崎県の郷土料理を参考に給食レシピを作成しました。五島市役所福岡事務所の職員の方々からも好評をいただきました。
「基礎調理学実習Ⅱ」ではプロの料理人からブリ料理を学び未利用魚の可能性を実感しました。
講演を通して背景を深く理解し、食の専門家としての視野を広げています。(2021 年11 月14 日付 長崎新聞で紹介されました)
地域との連携
福岡県農業大学校とのコラボ
2024 年11 月23 日(土)「TSUTAYA 太宰府店ベジイチ}に福岡県農業大学校と共に参加しました。
農大から提供された野菜を使用した学生考案の「農大レシピ」は本学ホームページよりご覧いただけます。
▶https://www.fukuoka-wjc.ac.jp/course/health-recipe.html
済生会二日市病院とのコラボ
済生会二日市病院と「ヴィ―ガン食」に向けての研究を行っています。
ヴィ―ガン食とは、肉類や魚介類、動物性の食物を避け、植物性たんぱく質や野菜、果物を使用した食事です。
2022年9月7日にヴィ―ガン食を試作し、済生会二日市病院と本学教員・学生が参加した試食会を行いました。
済生会二日市病院では、11月に入院食の行事食として患者さんへ提供されました。
プロからテクニックを学ぶ
卒業後のサポート
卒業生と在学生の集い
栄養士として活躍している先輩をお迎えして「在学生と卒業生の集い」を開催しました。
第1部は現役栄養士の先輩方が1年生の質問に答える「座談会」、
第2部は卒業生のためのワークショップ。第2部では、本学教員による講演後、「施設でのアレルギー対応について」の意見交換が行われました。
管理栄養士国家試験対策講座
本学科卒業後栄養士として3年間の実務経験を積んだ卒業生に向けて、管理栄養士の国家試験合格を目指す全7回の「管理栄養士国家試験対策講座」を開講しており、受験プログラムも充実しています。
さらなるステップアップを目指す方は、ぜひご参加下さい。本講座で学び、管理栄養士を取得した卒業生はさらに充実した職業人生を歩んで行っています。卒業後、管理栄養士になるには?
その他のリカレント教育については、コチラをご覧ください。