2026.1.30
【特集】(第1回) 「料理が好き」だけで進路にしていいの?
「料理をするのは好き。でも、それを将来の仕事にしていいのかは、正直よく分からない。」

高校生のみなさんの中には、
こんな気持ちを持っている人も
多いのではないでしょうか。

家でごはんを作るのが楽しい。
お菓子作りにハマっている。
給食の献立を見るのが好き。

理由は人それぞれですが、
「食」に少しでも興味があると、
栄養士や調理師という仕事が頭に浮かぶことがあります。

でも同時に、こんな不安も出てきませんか。

 「好きなだけで進路にしていいのかな?」
 「途中で嫌いになったらどうしよう」
 「もっと立派な理由が必要なんじゃない?」

実は、こうした不安を感じるのはとても自然なことです。

 「進路」と聞くと、
 「人生を決める」
 「失敗できない」

そんなイメージを持ってしまいがちですよね。

だからこそ、「好き」という気持ちだけでは
足りないように感じてしまうのです。

でも、ここで少し考えてみてください。

高校1・2年生の今、必要なのは
完璧な答えやはっきりした将来の夢ではありません。

大切なのは、
 「ちょっと気になる」
 「なんだか好きかも」
という気持ちに気づくことです。

実際に、栄養士や調理師として
働いている人の多くも、
 「料理が好きだった」
 「家族の健康に関わる仕事に興味があった」
 「食べることが好きだった」
そんな小さなきっかけからスタートしています。

そして学校で学ぶ中で、
食べ物が体や心にどんな影響を与えるのか
食事が人の毎日を支えていること
を知り、少しずつ「将来やりたいこと」が見えてくるのです。

だから、最初は「好き」だけでも大丈夫。
ただし、「好きだからすぐに決めよう」ということではありません。

大切なのは、
「自分に合っているかな?」
「どんな勉強をするんだろう?」
と、少しずつ知っていくことです。

今はインターネットやSNSで
たくさんの情報が見られます。
でも、実際に話を聞いたり、
学校の雰囲気を見たりしないと
分からないこともたくさんあります。

だからこそ、高校1・2年生の今は、
「決める時期」ではなく
「知る時期」
だと考えてみてください。

好きという気持ちを否定しなくていい。
でも、無理に答えを出す必要もありません。

少しずつ知って、考えて、視野を広げていけば大丈夫です。

今はまだ迷っていても、まったく問題ありません。
「気になる」という気持ちがあるなら、
それだけで、もう立派なスタートです。
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