2026.6.19
【特集】(第21回)「数字が苦手でも、栄養士になれる?」
「栄養士って、計算が多そう」
「理系じゃないと無理なのかな」

そんな不安を感じる高校生は、とても多いです。
特に、数学が苦手だと
「最初から向いてないかも」
と思ってしまう人もいるかもしれません。

でも、ここで一つ安心してほしいことがあります。

最初から数字が得意な人ばかりではありません。

実際に栄養士として働いている人の中にも、
「高校のときは数字が苦手だった」
という人はたくさんいます。

栄養士の仕事で大切なのは、
計算が早いことよりも、
意味を理解しようとする姿勢です。

たとえば、
「なぜこの栄養が必要なのか」
「この人にとって、どんな食事が負担にならないか」
そう考えることの方が重要です。

計算は、
練習すれば少しずつ慣れていきます。
授業や実習の中で、
何度も繰り返し触れることで身についていきます。

それに、現場では
一人ですべてを完璧にこなすわけではありません。

分からないことがあれば相談する。
確認しながら進める。
チームで支え合う。

そうやって仕事は進んでいきます。

「数字が苦手=向いていない」
と決めつけてしまうのは、少し早いかもしれません。

また、栄養士にはいろいろなタイプの人がいます。

・細かい作業が得意な人
・人の変化に気づきやすい人
・コツコツ続けるのが得意な人

こうした力は、
教科の成績とは別のところにあります。

高校生の今は、
「できないこと」が目につきやすい時期です。
でも、仕事に必要な力は、
これから身についていくものもたくさんあります。

実際の授業を見たり、
在学生の話を聞いたりすると、
「自分と同じタイプの人もいるんだ」
と感じることがあります。

苦手があるからダメ、ではありません。
不安があるまま考えてもいいのです。

今はまだ、
「気になるかどうか」
それだけで十分です。
閉じる
閉じる
top