科目名 | 栄養指導論実習1(実習) | 科目ナンバー | HN-NG2203-N | |||||
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担当者 (実務経験名) |
教授 中村 麻里 (病院管理栄養士) |
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履修期 | 2年 前期 | 卒業単位 | 選択 1単位 | |||||
免許・資格 | 栄養士必修 | |||||||
授業概要 | 1年次に学んだ「栄養指導論」の知識をもとに、次の2項目について実習を行います。 1.幼児期あるいは学童期における栄養教育を目的として、指導案と媒体(紙しばい)の作成と発表を行います。 2.栄養ケア・マネジメントを学ぶことを目的として、自分の栄養状態を客観的に把握し、評価を行います。(身体状況の把握、問診、生活時間調査、食事調査) |
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到達目標 | 知識・理解 | 1.指導案作成のために必要な情報を調べ、理解することができる。 2.情報収集、問題点の発見、目標の設定といったマネジメントサイクルを一連の流れとして理解できる。 |
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思考・判断 | 1.幼児期や学童期の対象者に、どのようにして「学習内容のねらい」をスムーズに理解させることができるかを考えることができる。 2.収集した情報を分析し、栄養教育が必要となる問題点を抽出し、栄養指導の目標を立てることができる。 |
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興味・意欲・態度 | 栄養教育の媒体の作成や、栄養ケア・マネジメントのための調査や評価に、主体的に取り組むことができる。 | |||||||
技能・表現 | 1.媒体(紙しばい)を用いて、対象者が無理なく理解できるよう、コミュニケーションに配慮した発表ができる。 2.対象の食事摂取状況、身体状況などの情報収集、アセスメントを行い、より適切な食生活のあり方の指導をPDCAサイクルで展開できる。 |
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授業計画 | 授業内容 | 事前事後学習内容 | 時間 (時間/週) |
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1 指導案の作成① ~指導案の題材、ねらいの決定~ |
幼児期またな学童期の指導案作成に必要な項目について調べる。 |
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2 指導案の作成② ~紙しばいの絵コンテ作成~ |
絵コンテの作成に必要な資料を探してくる。 |
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3 指導媒体の作成① ~下書き~ |
媒体作成に必要な画材について検討する。 |
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4 指導媒体の作成② ~色塗り~ |
媒体作成に必要な画材について検討する。 |
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5 指導媒体の作成③ ~仕上げ~ |
次回の発表に備えて発表練習をする。 |
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6 食育指導の発表と評価 |
お互いの発表について相互評価を行い、改善案をレポートにする。 |
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7 女子大学生の栄養アセスメント① ~アセスメントの実施方法~ |
教科書およびプリントをよく読んで理解する。 |
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8 女子大学生の栄養アセスメント② ~身体状況の把握と評価~ |
教科書およびプリントをよく読んで理解する。 |
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9 女子大学生の栄養アセスメント③ ~問診票と生活時間調査~ |
教科書およびプリントをよく読んで記入する。 |
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10 女子大学生の栄養アセスメント④ ~食事調査~ |
教科書およびプリントをよく読んで食事記録に記入する。 |
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11 女子大学生の栄養アセスメント⑤ ~栄養素等摂取量~ |
教科書およびプリントをよく読んで栄養素等摂取量を求める。 |
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12 女子大学生の栄養アセスメント⑤ ~評価~ |
自分の栄養状態と問題点を客観的に評価する。 |
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成績評価方法 | 知識・理解 | 思考・判断 | 態度・興味・意欲 | 技能・表現 | 評価割合 | |||
筆記試験 | ||||||||
レポート | ○ | ○ | ○ | 20% | ||||
課題 | ○ | ○ | ○ | ○ | 50% | |||
実技 | ||||||||
受講状況・態度 | ○ | 10% | ||||||
その他(発表) | ○ | ○ | 20% | |||||
フィードバックの方法 | 提出したレポートおよび課題は、添削してフィードバックする。 課題の解説は講義時間内に行う。 |
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教科書 | 「栄養教育・栄養指導論 演習・実習」 辻とみ子 他編 みらい (ISBN 978-4-86015-506-3) |
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参考書 | 無し | |||||||
アクティブ・ラーニング | 作成した媒体を使用してプレゼンテーションを行うアクティブラーニングを行う。 | |||||||
ICT活用 | 無し | |||||||
メッセージ・備考 | 栄養教育を行うための基礎的なスキルを身につけよう。 作成する資料や提出物が多いので、自分でしっかり管理してください。 |
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関連科目 | 栄養指導論、栄養指導論実習2 |