科目名 | 食事療法(講義) | 科目ナンバー | HN-NH2206-NH | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
担当者 (実務経験名) |
教授 福嶋 伸子 (病院管理栄養士) |
|||||||
履修期 | 2年 後期 | 卒業単位 | 選択 2単位 | |||||
免許・資格 | 栄養士・健康管理士必修 | |||||||
授業概要 | 治療食の特徴を理解し、適切な栄養管理のできる献立作成の方法を学ぶことを目的とします。 前期で学んだ、臨床栄養学実習と連動しています。 |
|||||||
到達目標 | 知識・理解 | 栄養補給法の選択ができ、臨床栄養管理に必要な栄養成分のコントロール及び形態(易消化)について理解し、対応する疾病について説明できる。 | ||||||
思考・判断 | 食事療法を必要とする対象者の情報(背景)を想定し、病態に応じた食材料、調理方法を選択することができる。 | |||||||
興味・意欲・態度 | 各疾患の病態と症状を理解し、対応する栄養療法について献立計画に意欲的に取り組むことができる。 | |||||||
技能・表現 | 成分コントロールによる食品構成を組み立て、展開献立を作成できる。 | |||||||
授業計画 | 授業内容 | 事前事後学習内容 | 時間 (時間/週) |
|||||
1 オリエンテーション:栄養補給方法の概要・選択 |
教科書・参考書を全体的に読んでくる。ノートの準備 |
4 |
||||||
2 災害時の食事提供 |
災害時に必要な食材や食器について調べてくる |
4 |
||||||
3 易消化食:消化管疾患ー一般食 |
左記 該当頁を読み常食と軟菜食の違いを理解する~献立作成 |
4 |
||||||
4 易消化食:消化管疾患-2、献立展開演習 |
献立作成をしてくる~ノート提出 |
4 |
||||||
5 易消化食:潰瘍食から低残食 |
低残食の献立展開~ノート提出 |
4 |
||||||
6 糖尿病・肥満・メタボリックシンドローム-1、献立展開演習 |
低カロリーデザート献立作成してくる |
4 |
||||||
7 糖尿病・肥満・メタボリックシンドローム2.献立展開演習 |
糖尿病食献立演習 |
4 |
||||||
8 脂質コントロール食:胆のう・膵炎-1、献立展開演習 |
予定献立を作成してくる |
4 |
||||||
9 脂質コントロール食:胆のう・膵炎-2、献立展開演習 |
軟菜食からの展開で、膵臓食の献立演習~ノート提出 |
4 |
||||||
10 循環器疾患 |
減塩に使用される香辛料等を調べてくる |
4 |
||||||
11 嚥下困難食 |
嚥下食で使用される食材を調べてくる |
4 |
||||||
12 腎症(透析及びK制限) |
献立展開の演習をする~ノート提出 |
4 |
||||||
13 病院・福祉施設等の行事食について |
行事食の意義について調べてくる |
4 |
||||||
14 アレルギー食について |
アレルギー食の代替食の献立演習 |
4 |
||||||
15 検査食等、その他 |
検査食種類と禁止食品を調べてくる |
4 |
||||||
成績評価方法 | 知識・理解 | 思考・判断 | 態度・興味・意欲 | 技能・表現 | 評価割合 | |||
筆記試験 | ○ | ○ | 70% | |||||
レポート | ○ | ○ | ○ | ○ | 10% | |||
課題 | ○ | ○ | 10% | |||||
実技 | ||||||||
受講状況・態度 | ○ | 10% | ||||||
その他() | ||||||||
フィードバックの方法 | 提出した課題は、添削してフィ―ドバックします。 | |||||||
教科書 | ①実践臨床栄養学実習第3版 長浜幸子他 第一出版 |
|||||||
参考書 | ①病院等栄養管理の基本と実際 ②糖尿病食事療法のための食品交換表第8版 |
|||||||
アクティブ・ラーニング | ①各種病態におけるグループワークを行う ②献立展開等の演習を行う |
|||||||
ICT活用 | 授業資料提示、小テストを行う。 | |||||||
メッセージ・備考 | 病気になった時の食生活の改善として、治療の一環である各種の疾患に対応できる献立作成を習得します。 |
|||||||
関連科目 | 臨床栄養学実習、臨床栄養学概論 |