科目名 | 公衆衛生学(講義) | 科目ナンバー | MU-MT1210-T | |||||
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担当者 (実務経験名) |
非常勤講師 小池 城司 (医師) |
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履修期 | 2年 後期 | 卒業単位 | ||||||
免許・資格 | 栄養士・健康管理士・音楽療法士(2種)必修 2単位 | |||||||
授業概要 | 公衆衛生が、社会変化に伴ってどのように展開されてきたか、国民の健康状況や施策はどうなっているかを学び、現状の問題点を明らかにして、今後の課題を考察する。 | |||||||
到達目標 | 知識・理解 | 公衆衛生に関する知識を習得し、口頭で説明できるようにする。 | ||||||
思考・判断 | 公衆衛生の観点から、国民の健康状況や施策の問題点と今後の課題を判断できるようにする。 | |||||||
興味・意欲・態度 | 将来に向けて公衆衛生活動に積極的に関わることができるようになる。 | |||||||
技能・表現 | 公衆衛生に関わる事象について、論拠を提示しながら意見を述べることができる。 | |||||||
授業計画 | 授業内容 | 事前事後学習内容 | 時間 (時間/週) |
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1 オリエンテーション/学習成果について(評価方法と評価基準) |
公衆衛生について調べる。オリエンテーション内容の再確認。 |
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2 子ども・若者育成支援推進法/子どもたちの未来を支える |
子ども・若者育成支援法について調べ、支援方法をまとめる。 |
4 |
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3 医の倫理/医学の進歩の光と影 |
医療の倫理的問題を調べ、今後求められる課題をまとめる。 |
4 |
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4 低栄養/若者の食の崩壊、高齢者に忍び寄る危険 |
フレイルについて調べ、高齢者の低栄養予防法をまとめる。 |
4 |
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5 元気になる介護/水分と脱水症 |
脱水症について調べ、介護の質を高める方策をまとめる。 |
4 |
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6 骨と疾患/骨粗鬆症 |
骨粗鬆症について調べ、骨粗鬆症の予防法をまとめる。 |
4 |
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7 ワークライフバランス/母子家庭の就労率と子どもの貧困 |
子どもの貧困について調べ、貧困の連鎖を断つ方策をまとめる。 |
4 |
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8 国民健康づくり対策/健康日本21 |
「健康日本21」を調べ、国民健康づくり対策についてまとめる。 |
4 |
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9 食品汚染問題/食の安全を求めて |
「森永ヒ素ミルク中毒事件」を調べ、食の安全についてまとめる。 |
4 |
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10 感染症対策/治る病気が治らない |
耐性菌について調べる。感染症の予防と対策についてまとめる。 |
4 |
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11 国際生活機能分類/障害の理解と支援 |
国際生活機能分類について調べ、その分類内容をまとめる。 |
4 |
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12 日本の人口統計/労働力の激減 |
「人口ピラミッド」を調べる。少子高齢化社会対策をまとめる。 |
4 |
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13 児童虐待/再生への道 |
児童虐待防止法について調べる。虐待予防についてまとめる。 |
4 |
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14 集団の健康/医療ビッグデータの活用 |
社会保障制度について調べる。医療保険制度についてまとめる。 |
4 |
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15 まとめとテスト |
配付資料①~⑭を読む。全講義で学んだ内容をまとめる。 |
4 |
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成績評価方法 | 知識・理解 | 思考・判断 | 態度・興味・意欲 | 技能・表現 | 評価割合 | |||
筆記試験 | ○ | ○ | ○ | 50% | ||||
レポート | ||||||||
課題 | ○ | ○ | 30% | |||||
実技 | ||||||||
受講状況・態度 | ○ | 20% | ||||||
その他() | ||||||||
フィードバックの方法 | 提出した課題は添削し、内容を評価した上で返却する。 | |||||||
教科書 | 教科書は使用しない。 要点をまとめた配布資料を授業時に提供する。 |
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参考書 | 「公衆衛生学がみえる」最新号、メディツクメディア 「国民衛生の動向」厚生の指標、臨時増刊号、厚生労働統計協会 |
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アクティブ・ラーニング | 毎回の授業でプレゼンテーションを行うアクティブラーニング。 | |||||||
ICT活用 | ICTは活用しない。 | |||||||
メッセージ・備考 | 産業保健相談員としての実務経験を活かして、現場を踏まえた公衆衛生的考慮を行いながら、新たな課題を解析し実践できる能力を養うための授業を行う。少子高齢化社会を念頭に置き、国際的視野に立った保健行動を考慮しながら、これからの時代に的確に対応できる創造的能力を備えてほしい。 | |||||||
関連科目 | 社会福祉概論、公衆栄養学概論、生活環境と健康 |