科目名 | 和声1(講義) | 科目ナンバー | MU-MB1102-mT | |||||
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担当者 (実務経験名) |
教授 井上 幸一 非常勤講師 深川 甫 (作・編曲家) |
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履修期 | 1年 後期 | 卒業単位 | 選択 2単位 | |||||
免許・資格 | 中学校教諭二種(音楽)必修・音楽療法士(2種)選択必修 | |||||||
授業概要 | 西洋音楽の古典期に確立された音体系への理解を深め「響き」に対する感性を養うと共に、楽曲を考察するための基礎理論としての和声学を学習する。 | |||||||
到達目標 | 知識・理解 | ドミナントを中心に、音階上に形成される各和音の機能を理解することができる。 | ||||||
思考・判断 | 身につけた理論・知識を基礎的な楽曲分析に応用することができる。 | |||||||
興味・意欲・態度 | 課題を実演することによりハーモニーの響きに対する意識を持つことができる。 | |||||||
技能・表現 | バス課題に基づき 三和音によるリアリゼーションができる。 | |||||||
授業計画 | 授業内容 | 事前事後学習内容 | 時間 (時間/週) |
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1 オリエンテーション 予備知識 (主音と度数及び低音位) |
音楽理論の復習をする |
4 |
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2 基本位置3和音の配置1(禁則と標準連結) |
教科書1章(声部・配置)を読む |
4 |
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3 基本位置3和音の配置 2(共通音の保留) |
教科書2章(標準連結)を読む |
4 |
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4 基本位置3和音の連結 3(Ⅱ→Ⅴの連結) |
標準連結バス課題を実施する |
4 |
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5 基本位置3和音の連結 4(Ⅴ→Ⅵ標準外配置の連結) |
標準外配置を含むバス課題を実施する |
4 |
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6 和音設定の原理 1(和音の機能とカデンツ) |
カデンツの設定しバス課題を実施する |
4 |
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7 和音設定の原理 2(複合カデンツと終止型) |
複合カデンツを設定しバス課題を実施する |
4 |
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8 各種の調 1(長調のバス課題 G dur) |
G durのバス課題を実施する |
4 |
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9 各種の調 2(長調のバス課題 D dur) |
D durのバス課題を実施する |
4 |
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10 各種の調3(長調のバス課題 F dur及びその他の長調) |
F durのバス課題を実施する |
4 |
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11 各種の調4(短調のバス課題 c moll) |
c mollのバス課題を実施する |
4 |
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12 各種の調5(短調のバス課題 g moll) |
g mollのバス課題を実施する |
4 |
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13 各種の調6(短調のバス課題 d moll) |
d mollのバス課題を実施する |
4 |
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14 各種の調7(短調のバス課題 f moll及びその他の短調) |
f mollのバス課題を実施する |
4 |
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15 ドミナントを中心とする和声構成のまとめ |
各種の調によるバス課題を実施する |
4 |
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成績評価方法 | 知識・理解 | 思考・判断 | 態度・興味・意欲 | 技能・表現 | 評価割合 | |||
筆記試験 | ○ | ○ | 60% | |||||
レポート | ||||||||
課題 | ○ | ○ | ○ | ○ | 40% | |||
実技 | ||||||||
受講状況・態度 | ||||||||
その他() | ||||||||
フィードバックの方法 | 課題の添削と説明によって行う。 | |||||||
教科書 | 「和声 理論と実習 I」島岡譲 他 著(音楽之友社) | |||||||
参考書 | 「和声と楽式のアナリーゼ」島岡譲 他(音楽之友社) | |||||||
アクティブ・ラーニング | 他者とのディスカッションをとおして協働的に和音構成について検討し、課題を実施する。 | |||||||
ICT活用 | e-ラーニングサイト授業コースを活用する。 | |||||||
メッセージ・備考 | 事前事後の学習をとおして継続的に課題に取り組み、響きを感じ取りながら理解を深めましょう。 | |||||||
関連科目 | 音楽理論 和声2 和声3 作曲法 |